2018.07.10

【中日双語】上海の職業技術学校で親子活動 食文化で中日交流を強化

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※此文转载东方网日文版2018年7月4日新闻

 2日、上海市人民友好協会の支援で、上海甘霖初級職業技術学校において、特別な「親子活動」が行われた。調理学部の学生が日本料理の基本である「一汁三菜」を心込めて作って、招待した自分の親たちに食べてもらった。1年間の努力の成果と成長を見てもらうまたとない機会となり、学生は親への日頃の「感謝の気持ち」を料理で表し、家族の「絆」がより深まった。

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調理中の学生たち
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自分で作った料理を親に提供する

同校の張瑾校長の紹介によると、1年前、キッコーマン社は上海在住の日本料理人である「旬割烹真木乃」の谷口義忠大将に、この学校の調理学部での講義を依頼した。そして谷口大将は全6回にわたる講義の中で、日本料理の基礎を実習を交えて教えた。目標は日本料理の基本である「一汁三菜」を一人で作れるようになることに置いた。

そして活動の当日、キッコーマンと甘霖初職校では13名の学生の親を招待。わが子が一年を通して学び、心を込めて作った一汁三菜を味わった。親たちは日本料理を味わうと共に、わが子の成長も料理の中に感じていたようであった。

活動に参加した市友好協会日本処の責任者は、「今回の若者向けの食文化活動はとても有意義だった。今年は中日友好条約締結40周年であり、活動では学生の親を招待して、彼らに日本料理を味わってもらえた。学生は1年間の日本料理の勉強を通して、調理技術の上達だけではなく、今後の人生の計画や発展に対する自信も得ることができただろう。これからも上海と日本との友好交流が続けられると信じている」と話した。

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学生に「修了証書」を渡す谷口大将
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学生から二人にプレゼントを贈呈
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記念撮影

活動の最後にキッコーマンと甘霖初職校は、学生たちへ「修了証書」を渡した。証書は彼らが一年間の勉強を通して、日本料理の基本を習得したことの証明であり、今後社会に出る際に役立てて欲しい、という思いがある。いっぽう学生は、キッコーマンの深澤氏と谷口大将に、心を込めて作った記念品を渡して、二人が中日民間交流と中国の職人の育成に尽力してくれたことへの感謝の気持ちを伝えた。

今回のイベントの責任者であるキッコーマン株式会社海外管理部の深澤部長は、「キッコーマンは2010年上海万博で高級料亭·紫を開店して以来、長年『食文化の国際交流』の促進に取り組んできた。学生たちは、新しい調理技術と知識を身に着けるのと同時に、感謝の気持ち、食材を大事にする気持ち、親への感謝、社会への感謝の気持ちをぜひ持ってほしい」、と語った。

上海职校举办“亲子活动” 以食文化助力中日友好交往

在上海市人民对外友好协会的支持下,上海甘霖初级职业技术学校2日在沪举办了一场别开生面的“亲子活动”,由该校烹饪系同学为自己的父母,精心制作了日本料理中最基本的套餐“一汁三菜”,在检验同学们平时学习成果的同时,也培养了他们的感恩之心与家人之“绊”(纽带)。

据甘霖初级职校校长张瑾介绍,一年前,在沪的著名日籍料理人谷口义忠,分6次为甘霖初级职校烹饪系同学讲授日本料理基础,并设定每个人都能做出日本料理中最基本的“一汁三菜”套餐这一目标。

参加活动的上海市友协日本处负责人表示,本次中日之间面向年轻人的饮食文化交流,十分有意义。今年是中日友好条约缔结40周年,本次活动以美食文化促进中日关系和平友好,而且还邀请到了学生家长特别有意义。相信通过这一年多来的日料学习,同学们收获的不仅是料理技艺上的进步,更是对今后人生职业规划、发展的信心。相信未来上海与日本之间的友好交流将继续持续下去。

活动当天,参与学习的13位同学的家长们受邀来到现场,亲自品尝孩子们通过一年的学习精心做成的佳肴。同学们还分别为家长们讲述了各自所负责菜品的制作过程以及这一年参加学习的收获和感想。父母们在品尝孩子们的成果同时,也十分高兴地看到了他们的进步与成长。

活动最后,学校和龟甲万公司为同学们颁发了结业证书,证明他们通过这一年学习初步掌握了日本料理的基础知识,以便对他们今后走上社会有所帮助。同学们也向龟甲万公司负责人赠送了自己精心设计的礼物,对日本友人为促进中日民间交流互动,培养中国职业匠人所做出的努力表示感谢。

本次活动的日本主办方龟甲万株式会社海外管理部部长深泽晴彦表示,自2010年在上海世博会开设高级料亭“紫MURASAKI”以来,龟甲万一直致力于促进饮食文化的国际交流,支持培养中日友好人才,并与中国年轻一代通过各种形式,进行友好交流与合作。衷心希望同学们在学习到新的烹饪技术和知识的基础上,能够懂得感恩,包括尊重食材、感谢父母、报答社会。